下を見たら・・・
(左上)玄関前のプランターで。花から花へせっせと飛び回っていました。 (右上)園内で見つけた光景。水たまりに集まって蝶たちはいったい何をしているのだろう? (左下)歩道橋の真下にある大きな沢で水遊びするヒロキ。丸太をかじったり水面を叩いて楽しそう。 (右下)水たまりでぶくぶく遊びをするロクタ。 今日は気温もあがって気持ちよく晴れた一日でした。クマたちも水遊びをすることが多かったです。 ヒロキの写真はバス道から撮ったものなので遠くてわかりにくいかもしれませんが歩道橋からだと 真下で遊ぶクマが見られるので絶好の観察ポイントです。でも遠くからこっそり観察するのって まさに「クマの森を探検している」感じがしておもしろいんですよ! 飼育係は「おお、いつもの場所で水遊びしているな」と予測をたてて観察することができますが “歩道橋の真下”というのが意外な盲点で、気付かずに通り過ぎてしまうお客様も多いのです・・・。 ポイントは五感をアンテナにすることです(^^)歩道橋を歩く際はクマのたてる水の音や鼻息にも注意してみてくださいね。 【飼育係:伊藤】
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お花のシーズン到来
晴れると20℃以上、雨が降ると15℃以下と気温差が激しいサホロです。 今日は青空が広がり気持ちの良いお天気です。サホロのお花たちも色鮮やかに花を咲かせています。クマたちも元気に過ごしています。 森の中を四足で歩くヒグマの姿を安全に・間近でご覧いただけるのはココだけ! ぜひ旅の行程にベア・マウンテンを入れていただきたいと願うスタッフ一同でございます<(_ _)> 【サホロリゾート敷地内に咲く花たち】 ●イングリッシュラベンダー ●ベコニア・センパフローレンス ●ルピナス 花言葉(一例) ラベンダー/あなたを待っています ベコニア/親切、丁寧、幸福な日々 ルピナス/母性愛、いつも幸せ など
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わんちゃんと一緒に"遊べる広場"あります
ベア・マウンテン駐車場横に、わんちゃんと一緒に遊べる広場があります。大きな柵で囲われているので、リードを取って思いっきり走り回れる広大なスペースとなっております。ヒグマをご覧にならない方でもご利用いただけますので、お時間のある方、リードなしでわんちゃんと遊びたい方、お気軽にご利用ください。 ●ご利用上の注意事項● ・わんちゃんをコントロールできる方が一緒に場内へお入りください。 ・場内でのトラブル(わんちゃん同士・わんちゃんと人との間・人間同士・事故・ケガ)について、本施設は一切の責任を負いません。問題が発生した場合は、当事者間で話し合いの上、解決してください。 ・普段は問題のないわんちゃんでも、犬同士の相性や、他のわんちゃん間のトラブルに巻き込まれる場合もございます。場内では愛犬から目を離さぬようお願いします。 ・ゴミやわんちゃんの糞は必ず飼い主さんが始末し、お持ち帰りください。 ・場内は禁煙です。 〜場内にて〜 ・入場・退場の際、場内のわんちゃんが外へ飛び出さないように注意してください。 ・わんちゃんをいきなりノーリードにせず、環境に慣らしてからリードを外しましょう。 ・場内におもちゃ、犬のおやつなどは持ち込めますが、わんちゃん同士のトラブルの原因になる可能性もあります。十分にご注意ください。(他のわんちゃんにおやつをあげる時は、飼い主さんの許可を取りましょう) ・わんちゃんがマウント行為をした場合は、すぐに引き離しましょう。 “危険を感じたら場外に出る”などして、飼い主さんがわんちゃんを守りましょう! ※下記に当てはまるわんちゃんはご入場できません ・発情中の♀犬 ・1年以内に狂犬病・混合ワクチンを接種していないわんちゃん ・伝染病などの病気を持っているわんちゃん ・マナーの悪いわんちゃん&飼い主さん ※わんちゃんの飲料水、遊んだ後の足拭きなどのご用意はしておりません。飼い主さんでご用意願います。
最新消息
ガラスにすりすり
前回登場したクリントン。ベアポイントのガラスにも背こすり!おもむろに立ち上がった大きさと迫力に、目の前でご覧になっていたお客様は思わず1歩後ずさりして「おお〜」と声を上げていました。 このようにガラスにマーキングをしてしまっても大丈夫。なぜならクマたちが獣舎に帰った後、飼育係がモップで毎日ゴシゴシしているからです。ライバルのクマ同士が鉢合わせすると全てのガラスにマーキングをするクマまで・・・。(これがけっこう力を入れてこすらないと汚れが落ちないんですよ) クマのいろいろな行動を見ていただけるのはとても喜ばしいことですが私たちは心の中で「トホホ」と思うのでした(笑) 【飼育係:伊藤】
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マーキング×2
ベアウォッチングバスから〈背こすり〉〈威嚇〉〈誇示歩行〉など、いろいろな行動パターンが撮れましたのでアップします。 3頭で行動をしていたクマを林の中で発見!!まずはクリントンが立ち木に〈背こすり〉。自分のニオイを立ちにこすりつけ、「ここはオレのテリトリーだぞ!」とマーキング。その奥で口を大きく開け2頭のクマが睨み合っています。そして奥の2頭が口をパクパクと音を立て(バス車内のため、音は聞こえません)〈威嚇〉をしながらやってきて、同じ立ち木に今度はコウジが〈背こすり〉。 ニオイを付け直して存在をしらしめています。ニオイを付け終えると最後は後ろ足を肩幅以上に広げ内側から外側へとツイストしながら〈誇示歩行〉、威張って歩いています。でもカメラ目線で画面から出て行ったコウジは笑顔(^_^)、人間でいう口角が上がっているので笑っているように見えます。 このようにいろいろな痕跡を残して歩いているヒグマを想像しながら園内の立ち木などもご覧いただけるとおもしろいです。
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けんすいのアスリート
遊歩道エンドポイントから見える白樺の木にコウジが登りました。 こぐまや体重の軽いメスは木登りをする事もあるようですが大人のオスは体重が重いせいか、なかなか見られないようです。そこで「木の上に魅力的な何かがあれば木登りをするのではないか?!」と考え、白樺の上にクマ達の大好きなリンゴやニンジンを閉じ込めた氷を設置しました。 いつもは何もない木ですから、当然氷には気付かないだろうと思っていたのですが複数のクマが鼻をひくひくさせて木の周りを歩いていました。クマの嗅覚ってやっぱりすごい!と感動。 そしてコウジが岩を足場にして爪を木にかけ、ぐぐ〜っと懸垂で約250kgもある体を持ち上げたのです!(画面奥にいたシンゴがスロープから登ろうとしていたのですがコウジに先を越されてしまいました;) コウジは氷を見つけおいしそうにガリガリと食べたり爪でリンゴを取り出そうとしています。臭いをかぎつけたクマエモンも木の下で立ち上がり「なにがあるの?」といった様子です。 この後コウジは満足したのか、木からするすると下りて代わりにクマエモンが登り、残りの氷を食べていました。それにしてもあんなに大きな体でいとも簡単に上り下りできるなんて、普段ののんびりしたクマたちからは想像できないような素晴らしい能力を観察することができました。【飼育係:伊藤】
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大合唱♪
サホロでは、毎日森の音楽会が開かれています。この時期はなんと言ってもエゾハルゼミの大合唱。北海道の短い夏がすぐそこまで来ていることを感じさせてくれます。 そして遊歩道を歩いていると「カッコウ、カッコウ」とすぐ近くで聴こえ、高さ5mという普段とは違う目線でバードウォッチングが楽しめます。 夕方〜夜には「ジョッピンカケタカー」と聴こえるように鳴くエゾセンニュウの声も!〈ジョッピン〉は北海道弁で”鍵”なので、「鍵かけたかー?」と夜の戸締りを教えてくれているみたいです(^_^) 森の音楽会は、いたるところで開催されています♪ ←エゾハルゼミの抜け殻 1本の樹に20〜30個ついていました。 大合唱になるはずです。 ←カラダが大きいので見つけやすいミヤマカケス。モノマネ上手で「ガッコウ、ガッコウ」とカッコウの鳴き真似もするらしい。
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我正在制作一只帅气的熊,浮标浮标☆
顔のかたちが整っているイケメンクマ”クマエモン”。ファンクラブが出来るほどの人気ぶりですが、最近ブイブイいわせ過ぎてクマたちの間から一目置かれる存在に・・・。 ヒロタケ・コウタは姿が見えただけで走って逃げる。飼育スタッフが乗るジープを怖がらないスズノスケ、ボス的存在のキャンタまでもが近くを通り過ぎただけで唸り声を上げる始末。 キャンタを押しのけボスの座を狙っているのか?それとも恋の季節で荒々しいだけなのか? この顔を見たら要注意です!特徴:金色のあごひげ、甘いマスク
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新緑の季節を迎えました
新緑の時期を迎えたサホロ。葉の間から光が射し込み、水浴びを終えたヒグマの毛もキラキラと光って見えます。ヘコんでいたヒロタケもちょっぴり笑顔に見えました。 普段は見上げないと観察できない樹木の葉も、高さ5mの遊歩道だと目の前でじっくり観察できます。また遠くの大雪山連峰の残雪も山頂付近にちょこっと残っています。 ヒグマと景観と植物観察と、見るものはたくさんあります。ベアウォッチングバスをご利用の方、ベアポイントからのお帰りは遊歩道コースをオススメします。
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ヒロタケの砦は洞窟
【5/25 もの思いにふける?】の続きです。 お灸をすえられたヒロタケ、最近はベアポイントにある洞窟を砦にしています。まるで「家政婦は見た!」のように、洞窟からちょこっと顔を出しベアポイント前に集まるクマをチェック。クマエモンが来ると洞窟に隠れ、いなくなると外に出てくる、の繰り返し。ご来場のお客様からは「ヒグマの世界もいろいろとあるのねぇ」と、ヒロタケから目が離せないようでした。 左上:ベアポイント前に誰がいるのかチェック 右上:洞窟から顔をのぞかせるヒロタケ。右目上には傷跡が残る 左下:クマエモンが池へ行ったすきにちょっと外へ・・・ 右下:クマエモンが戻ってきたので急いで洞窟へ戻る
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現場をキャッチ???
天狗だったヒロタケの鼻を折ったミスミとクマエモン。事前に笹薮でヒソヒソと打合せする姿をキャッチ??? 「よしっ、俺が先に行くから合図を出したら出てこいよ」と言わんばかりのミスミの口。笹薮にいるクマエモンも「分かった、ここで隠れてスタンバイしているからな」と身を潜めているようにも見受けられます。 そんな打合せしたかどうかは定かではありませんが、クマの密会を飼育スタッフはジープの中からじっと見つめていました。
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もの思いにふける?
ヒロタケは9歳と若いせいか池でニジマスを豪快に追いかけたり、他のクマの後ろからしのび寄ってガブリとかみついてちょっかいをかける等まだまだやんちゃざかりのクマです。最近力がついてきて自分のケンカの腕前をためしてみたくなったのか?他のクマとのいざこざが目立ちます。 しかし彼の腕試しは、自分より弱いクマだけをねらって不意打ち攻撃をしかけるという困ったものでした。 強いクマが近くに来るとサーッといなくなる始末・・・ う〜ん、ずるがしこい! そんなヒロタケにとうとうお灸がすえられてしまいました。相手はケンカの強さで1、2を争うミスミ。 2頭はベアポイントで出会いお互いの存在を背こすりでアピールしていました。 そして威嚇の声からケンカに発展、ミスミとタッグを組んだクマエモンも参戦して2対1の戦いに! やる気まんまんだったヒロタケも2頭の強さと迫力に、耳を後ろにねかせて「まいった〜」 完全に天狗だったヒロタケのながいお鼻はポッキリ折られて、自信をなくしてしょんぼり。 弱いクマや年をとったクマがケガをする心配は減りましたが、それから3日たった今日も ヒロタケは遠くをみつめて、もの思いにふけっているような様子でした。 若いクマもこうやって「負け」を経験することで大人になっていくのかな?今度はケンカではなくて 魚とりを頑張ってほしいものですね。 【飼育係:伊藤】
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雨の日もまた幻想的
5月も後半だというのに、ただいまサホロの気温9℃(9:00現在)。寒いです。しかし、ヒグマたちにとっては快適に過ごせる気温と言われています。そして雨が降っても、いつもと変わらない行動をしています。イヤ、むしろ日中気温が上がらないので活発に動き回っています。 こんな日こそ!ヒグマの観察に適していると思います。 今は霧がかかっていてこれもまた幻想的.。o○ 霧の中を歩くヒグマの姿も乙なものです。 ビニール傘のレンタル(無料)をしておりますし、ベアウォッチングバスに乗ってしまえば雨に当たる時間は少なくなります。 天気が良い日も悪い日も、ヒグマたちは気ままに過ごしていますので、天候を気にせずお越しください<(_ _)>
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