入場券付き宿泊プランアップしました☆
サホロリゾートホテルに泊まるベア・マウンテンの入場券付きご宿泊プランをアップしました! 時間帯によってヒグマの行動は違います。日帰りで会いに行くのもいいですが、時間を気にせずヒグマを見てみませんか? 各種宿泊プランはコチラです
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サホロリゾートホテルに泊まるベア・マウンテンの入場券付きご宿泊プランをアップしました! 時間帯によってヒグマの行動は違います。日帰りで会いに行くのもいいですが、時間を気にせずヒグマを見てみませんか? 各種宿泊プランはコチラです
今日サブパドックに出たクマは早く目覚めた組のシンゴ、ヒロタケ、コウジ、コウタの4頭です。 シンゴにいたっては給餌から19日目をむかえており、体格も徐々に戻りつつある… というか、4頭とも冬ごもり明けとは思えないくらいに足取りもしっかりして良い体格でした。 ↑、ムシャムシャと雪を食べてのどを潤す。 どのクマも楽しそうにのびのびとすごしていたのが嬉しかったです。 ↑木の皮を引っかくコウジと、そばで地面の臭いをかぐヒロタケ ↑それぞれが日光浴を満喫! 午後から単独でサンタを出し、去年のような「でんぐりがえし」を期待していたのですが 午前に出ていたクマの臭いが気になったのか背こすりと探査行動に夢中で残念ながら見られませんでした。(その代わりに枯れ枝を盛大に折ってくれて、どこか満足気な表情でしたが) 「にあう?」 今日の散歩の時、道端に芽吹いたフキノトウを見つけました! 緑色が出てくると一気に春の気分になりますね。 【飼育:伊藤】
突然ですが、本日(3/31)の夕方ニュースで「春の訪れ」ということで、サブパドック放飼の様子が紹介されます。 今日の取材で、今日の放送と急なお知らせですが、ぜひご覧くださいませ。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 番組名 NHKネットワークニュース北海道(道内) 放 送 3月31日(水)18:10〜19:00 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
冬ごもりから目覚め約2週間ほどが経ち、今日は今年初のサブパドック放飼です。 約3ヶ月間、何も食べず横になって暮らしたヒグマたちが久しぶりに太陽の光を浴びます。 フェンス際は手作業での除雪となりますが、今年は例年の反省を踏まえ3回に分け、小まめに除雪作業しました。 それでも苦労してやっとの思いで除雪したというのに、ヒグマたちは”柔らかい豆腐”のように片手で軽々と雪を掘って遊んでいます。 すごいパワーだ(ノ゜?゜)ノ!! サブパドックで遊ぶ姿は、しっかりとした足取りで雪の上を歩いたり走ったり。カラダもそれほど痩せたようには見受けられず、筋肉の衰えもなさそうで元気でひと安心です。 雪の上をゴロゴロしたり、穴を掘ってみたり、背こすりしたり、気持ち良さそうに過ごしています。
今日は全道的に大荒れの天候だったようで、思わずよろけてしまうような風がサホロでも吹いていました。 最初に起き始めたクマたちへの給餌を開始してから他のクマたちも動きや反応が活発になってきました。 エサを与える物音でわかっているのももちろんですが、お湯でふやかしたエサはとっても良い香りがするんです! 香ばしいような甘いような…(´u`) 人間でも思わず「おいしそう」と思ってしまうくらいですから嗅覚の優れたクマたちにとっても魅力的なのは間違いありませんよね。 1頭ずつ給餌していると、後ろやとなりの部屋のクマが床をシャッシャッと掻いて、まるで「早く〜」と催促しているようです。 部屋の天井の霜もほとんど融けだしてワラが湿っています。 もうすっかり目覚めたクマの部屋のブラインドは外し、ワラも撤去したので、だんだんと通常時期の光景に戻りつつあります。 一方で作業の物音が聞こえているのか聞こえていないのか? すやすやと眠るマイペースなクマもいます。 冬ごもりの目覚めにもそれぞれの個性があるように感じます。 【飼育:伊藤】
啓蟄をさかいにクマたちの目覚めの兆候もはっきり見てとれるようになってきました。 もっとも眠りが「深い」1〜2月の寝息とは明らかに違い「浅い」寝息が多く観察されるようになり、起きてワラいじりをしたり氷を舐めているクマが多くなりました。 ←ぺろぺろと氷を舐めているマコト 3月中旬になるころには寝床のワラは形を崩していたり薄くつぶれています。 ←ボリューム不足な寝床 また、排尿をする個体やオナラをする個体も出てきていることから、内臓の動きも活発になってきているのかもしれません。 エサを待っているのか、扉の前に来てこちらの臭いを嗅いだりするクマもいます。 (1〜2月の間は氷を追加する為に多少の物音を立てたとしても全然気にせずに眠っていたんです!ヒトへの反応もはっきりと出てきます) 特に年齢の若いクマは他の個体に比べて目覚めるのが早い傾向にあるように感じます。 サンタやキャンタはすでに寝床のワラを散らかしてしまい、眠る気がないようです。 2009年12月21日の絶食日(完全にエサを与えなくなった日)から84日目の2010年3月14日、シンゴに初めて給餌を行いました。 次の日にはサンタやキャンタにも給餌を行いました。 冬ごもり中何も食べなかったクマたちの内臓に負担をかけないように最初に与えるエサはごく少量です。 400gのクマペレットをお湯でやわらかくふやかして与えます。 どのクマもあっという間に食べてしまいましたが、不思議とそれ以上を求めて騒いだりはしません。 野生のクマも冬ごもり明けは最初に雪を食べて身体を慣らしてから、雪解けの早い場所に移動して芽吹いた野草を少しずつ食べるので、ベアマウンテンのクマたちも最初は少しの量でよいように身体ができているのかもしれませんね。 これから他のクマたちも徐々に目覚めてきます。 情報発信できるよう私も頑張りますので、春を迎えていよいよ動き始めたクマたちに是非ご注目ください! 【飼育:伊藤】
と思いましたが、まだ気が早かったようす。 でも気温は高くなりましたねぇ。雪もだいぶ少なくなり、ベアマウンテンもオープンに向けて除雪中。 さてさて今日は二十四節季の『啓蟄』です。 『啓蟄』・・・簡単に言うと、春が近づき虫たちも動き始める日(虫嫌いは覚悟を決めます) 実は去年の啓蟄にはサンタが冬ごもり状態から目覚めた!と感じた日です。 去年のサンタさんは、この啓蟄に動きはじめました。 私たちも、今日は『啓蟄だからサンタも動いているかも』なんて冗談で言っていたら、なんと!給水用の氷で遊んでいました!! 元気な姿に安心しましたが、これがうるさいのなんの。 野生下のクマについては分かりませんが、ベアマウンテンのクマたちは徐々に眠りが浅くなっています。 はやく雪の上を歩くヒグマを見たいですね(=皿=) サンタ&ユキちゃん 去年の写真ですが、クマは楽しそうです。 起きたのが早いほど雪で遊べます♪ 【飼育:黒川】
先週は暖かい日が続いたので獣舎の屋上もすっかり雪がとけて水びたしになってしまいました。 土、日、月と気温も下がり、雪が硬くしまっています。 コウタの部屋の中を観察すると寝床の近くに雪が落ちており、このままではワラが濡れてクマの体温を奪ってしまう為、取除くことにしました。 ←コウタさん 部屋からシュートに出たコウタはゆっくりと確かめるような足取りで数歩歩き、地面や扉の臭いを嗅いだ後、壁に前足をついてゆっくりと立ち上がりました。動きはゆっくりですが、しっかりと2本足で起立して壁に背中をゴシゴシ… 背こすりをして元気な様子を見せてくれました。 体格的には皮下脂肪がなくなったせいで背骨の凹凸が目立ち、全体的に一回り小さくなったような印象を受けました。 今まではシュートに出た後も”ねぼけまなこ”といった感じで「早く部屋に入って眠りたいんだよ」と言いたげな眼をしていましたが、今日のコウタを見ていると目つきもしっかりとしていて冬ごもりが明けに近づいていることを感じさせてくれました。 コウタの様子を確認した後、私たちは部屋に入り雪を取除く作業をしました。 雪の正体は天井にびっしりついた霜でした。 ← 天井が一面真っ白の霜で覆われています 気温の上昇で霜がはがれ落ちてしまったようです。 新しいワラを追加してあげて、コウタを再び部屋の中へ。 扉が開くのをじっと待っていたコウタは部屋に入るとすぐにワラいじりをし始めました。 今年は例年より積雪が少ないように感じます。 気温も暖かいので野生個体が冬ごもりから目覚める時期も早くなるかもしれませんね。 長い冬ごもりの間クマたちはきっと春を心待ちにしているのではないでしょうか。 穴の中で生まれた仔グマが初めて見る外の世界はいったいどんな風に見えるのでしょうね。 クマが穴から出て活動する季節になるとどうしても人間との接触や事故も多くなってしまいます。 春を迎えられたクマたちがまた1年無事に過ごせるように、私たちもルールをしっかり守ってクマとの関係を良いものにしていかなくてはいけませんね。 日常の生活の中では山に暮らすクマを想う時間は少ないかもしれませんが、彼らがずっと北海道の自然の中で生きていけるように一人一人が考えていけたらいいなと感じました。 【飼育:伊藤】
クマ舎にて冬ごもりしていると思ったら、こんなクマを発見☆ スキー場の売店で学ラン姿でバイクにまたがっていました。 冬でもヒグマグッズを取り扱っておりますので、お越しの際は ぜひお立ち寄りください。 さて、午前中は穏やかな気候でモコも雪の上で気持ち良さそうにお昼寝。 平日に比べお客様が絶えなリフト券売所の横ですが、起きる気配もなくスヤスヤzzz 目を閉じていても般若顔は健在です(*^-^)
昨夜から降り続いた雪は10cm程の積雪になり、換気口のフタが埋もれる寸前です。 こんな日は寝息を聞く前にまず雪かきをしなければいけません。 (このまま換気口のフタに耳をつけると顔面に雪を押し付けることになるので)笑 ここ数日は冷え込む日が続きましたが、「2月もあと少しかぁ」などと考えると月日が経つのは早いなと実感しています。 早いクマは3月の中頃には目覚め始めるでしょう。 そしてあっという間に3月も過ぎ!4月が来て!オープンを迎えるわけです!! 私は主に園内の展示物作成を担当していますが、限られた時間の中でオープンに間に合わせて作りたいものを考えると、私の容量が小さい脳では噴火してしまいそうです(^^;) 色んな人の助言があり、なんとかまとまってきました。 ←キレイに整えた寝床で丸くなって眠るヒロキ ↑まだまだぐっすり冬ごもり中のクマたちも春を待ちわびている?! 【飼育:伊藤】
ここ数日の寒さでトイレにあった芳香剤が凍りました。 シャーベット状の芳香剤が殺風景なトイレに爽やかな香りを届けてくれるなんて、ロマンチック! さて、ヤギの削蹄を数日前に行ないました。 左がアツコ、右がユキちゃんです。 個人的にはアツコがお気に入りですが、たまに角で威嚇されます。 まずはユキちゃんから、『おいで、なにもしないよ(内心:羽交い絞めにして爪切ってあげるよ)』 いやいや、空気を読んだのか中々気を許さないユキちゃん。 ・・・・・・・捕まえました!・・切りました。 左が削蹄前、右が削蹄後です。 中々上手く行かないものです。今後も精進してまいりたいと思いますので暖かく見守っていてください。 今度は犬の爪でも切ろうかな。 【飼育:黒川】
ライオンマルのワラが一部汚れているように見えたので、クマを一旦シュート(ろうか)に出してワラの状態を確認することにしました。 扉を開ける物音に気付いて頭を上げたライオンマル。 ふぁ〜〜〜と大きなあくびをして立ち上がりました。 動きはとってもゆっくりで、表情も「ねぼけまなこ」といった感じです。 しばらくワラの上でじっとしたまま動きそうになかったので棒を差し入れてお尻をチョンチョンと刺激し、外に出ることを促します。 歩行に目立ったふらつきやよろけも無く、ゆっくりと扉をくぐって出て行きました。 実際にワラをさわってみると、クマがほぐしてふわふわにやわらかくなった繊維が気持ちよかったです。きっと寝心地はバツグンでしょう。 壁や天井には霜がびっしりとついていましたがライオンマルが寝ていた場所は「クマの形」にきれいに融けていました。 ←壁の半円に色が変わっている所が霜の融けたところ 観察窓から見た時よりもワラ湿り気、汚れも少なかったのでワラが汚れている部分だけを取除いて、新しいワラを追加して作業は終了しました。 部屋に戻ったライオンマルはさっそく寝床を整えて眠っていました。 さて!明日は獣舎にこもって30分〜1時間おきに全頭の寝息を聞く1日観察です。 【飼育:伊藤】
昨夜から今朝にかけて積もったさらさら雪のおかげでスキー場のゲレンデは絶好調のようです。 クマたちも今時期は、ひたすらねむるといった感じです。 イイワケですが冬ごもり中の写真を撮ろう撮ろう…と思ってはいるんです! 思ってはいるのですが… 雪が降っていて明るさが十分でなかったりクマたちの寝る位置が部屋の奥で、オリが写りこんでしまいなかなか上手くいきません(^^;) → 要は腕が悪い!? ちなみにクマたちはこんな風に眠っています。 部屋の奥側 部屋の手前側 とびら(観察窓)から対角線上の、この位置です。 いったいナゼなのでしょうか… おそらく壁にかこまれたこの位置が一番安心できるのかもしれません。 扉の近くにいるとヒトが観察したときに気配が気になってしまうでしょうし、右奥にはシュートへ続く扉があります。シュートへ出入りする扉の前にわざわざ寝床をこしらえることも不自然なのかもしれません。 よって消去法で、やっぱり部屋の左奥になるのでしょうか?! 【飼育:伊藤】 2009年撮影 ↓ (左)冬ごもりに入る前は扉をガンガン叩いて他のクマを邪魔するくせに、一度眠り始めるとすんごい静かなロクタさん (右)吸い始めの呼吸音が聞こえにくいヒロタケくん(よくワラに顔を突っ伏して寝ている)
2010年度より、料金の一部改定いたします。 うれしい3つのポイントは! 1.シニア料金登場 60歳以上の方は、子供と同料金でご利用いただけます。(年齢を証明できるものをお持ちください) 2.ベアウォッチングバス乗車料、消費税分値下げ これまで遊歩道コースに1,050円追加だったところ、1,000円追加に改定。消費税分値下げしました。 3.同伴の未就学児無料 大人もしくはシニアの方1名様につき、同伴の未就学児2名様が無料でご利用いただけます。 (それ以上は4歳〜子供料金適応となります) 今シーズンは4月29日よりスタートいたします。 皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
クマたちは全頭冬ごもりに入りました。(現在絶食から29日目) 最後までサンタとヒロタケの「若者コンビ」が残りましたが、現在は呼吸数も減少し、眠っている時の呼吸も深くて安定しています。 ここ数日の冷え込みで外気温はマイナス11度、獣舎内の気温はマイナス6度を記録した日もありましたが、クマたちは各々が形づくったワラの寝床の上で気持ち良さそうに眠っていました。 さて、ベアマウンテン、4月のオープンに向けての準備は今から始まっています。 今日はベアポイント内にある大きなゲートの雪かきをしました。 ゲートの周りの雪をかいて、ゲートを開放してから除雪機を入れて安全エリア(ゲートとゲートの間の広いスペース)の雪を一気に飛ばす作戦です。 ゲート周りの細かい作業はどうしても人の手で雪かきをしなければいけないのですが、狭い場所なので体勢を変えられず、すぐに辛くなってきます(笑) 私は最初の方に楽をして近場に雪を投げていたのですが、雪を投げる場所がどんどん山のように高くなって、疲れてくる後半により高い場所に投げるハメになってしまいました; ←雪にすっぽり埋もれたベアポイントと洞窟 【飼育:伊藤】
この寒い中でも気持ちよさそうに眠っているモコ。(写真左) サラはお座りしていたので、小屋を中を覗いて見ると・・・ この姿勢で寝ています。しかもコックリ×2と揺れながら。 フフフと笑ってしまったら、気づかれて起きてしまいました。 お昼寝の邪魔してごめんなさい。
もうほとんどのクマが冬ごもりに入り、落ち着いて眠っています。 写真も撮りたいのですがやはり物音や光を当てると気付いて起きてしまう可能性もあるので、自粛しています。貴重な冬ごもりの画を楽しみにされている方も多いかと思いますが、クマの様子を見てチャンスがあればベアマウンテン便りにUPしたいと思いますのでお待ちくださいm(_ _)m さて、スキー場の方は3連休ともあって沢山のスキーヤー、ボーダーやご家族連れでにぎわっています。 リフト券売り場横のハスキー達も可愛がって頂いています。 先日、イヌ小屋の周りの雪が汚れていたので雪割りをしてキレイに雪かきしてしまったのですが、どうやらそのあたりの雪の上に座るのがモコのお気に入りだったようで… モコにちょっぴり悪いことをしてしまいました(^^;) 綱をめいっぱい伸ばして雪の上におしりを置こうとするのですが、届かず!! 今日はあきらめて小屋の前に座っていました。 ←とぼけ顔 今度からはモコの座るところを残して雪割りをしてあげようと思います(笑) 【飼育:伊藤】
あけましておめでとうございます m(_ _)m 今年もサホロベアマウンテンをよろしくお願いいたします! さて、最近のクマたちの様子はというと… 本日で絶食16日目をむかえ約半数のクマが冬ごもりに入り、安定した状態で眠っています。 今日計ったライオンマルの寝息は以下の通りでした。 ?吸ってから吐くまで→12秒 ?吸い始めから、次の吸い始めまで→31秒 ?1分間の呼吸数→2回 このように、呼吸数が減り安定した間隔で呼吸を繰り返しています。 ちなみにライオンマルはイビキをかいたり吐く音がプシュ〜と大きいので聞きやすいのですが、冬ごもり担当が初めての私には、静か過ぎる寝息はまだ聞き取るのに時間がかかってしまいます…。 ←ライオンマル (ところで、クマたちは初夢を見たのでしょうか?!どんな夢か聞いてみたい…!) もうすでに午前中から5cm強積もっていますが、今日から明日にかけて大雪の心配があるようです。 今日の内から備えてある程度の除雪はしましたが、またもっさりと積もるんですね(><;) 明日も除雪、がんばります! 【飼育:伊藤】
昨日はスッキリとした綺麗な青空でしたが、今日はちらちらと雪が舞っています。 今日はクマたちの部屋にブラインドを取り付けました。 ブラインドとは何か?というとクマたちが安心して眠ることができるように取り付ける「目隠し」のようなものです。 部屋の格子ごしに見える光や人の動きなどが刺激になり、冬ごもりの妨げにならないように取り付けます。 扉にあわせてコンパネを切って作った飼育係特製のブラインドです(^^) 一人が外側からブラインドを持って支え、もう一人が内側から針金で固定します。 眠ったクマたちの様子を観察する為の「覗き窓」も扉の上下に1つずつ付いています。 ブラインドを取り付けると、寝室の中は暗くて静かな「冬ごもり仕様」になります。 ブラインドを取り付けて、シュートに出していたクマを部屋に入れるために扉を開けると中にエサは無いのに、どの個体もすんなりと部屋に入りすぐにワラいじりを始めます。 ←ワラを噛んでやわらかくしています。 特におどろいたのは、ヒロキです。 ワラを入れる前のヒロキはいつも格子扉の前に座っていて、飼育員の動きを観察しているような様子でしたが、ブラインドを取り付けてワラを入れてからはすぐに寝床を整えて眠り始めたのです。 あまりに様子が変わったのでもっとボリュームのある寝床にしてやろうと、ワラを追加したのですが、またすぐにワラをいじり、その中央で丸くなって眠っていました。 ワラの効果は絶大だったようです。 ←ワラの上で眠るヒロキ。ちょうど顔が見えます。 さて、一番最初にワラを入れたヤワラですが本格的に寝床を整えて、眠っている時間も多くなってきました。寝床は綺麗な鳥の巣のような形をしています。 今年の「冬ごもりに入った!宣言第一号」はヤワラと言えるでしょう。 ミスミも今日の観察では寝床を整えて、その上で眠っていました。 これから数日はクマたちの様子を見ながらブラインドを取り付けて、稲ワラを入れる作業になります。 【飼育:伊藤】
晴れた日よりも雪が降っている日の方が暖かいですね。 クマたちは20日に最終給餌日を終えていよいよ本格的に絶食、冬ごもりに入ろうとしています。 昨年はクマたちの様子が落ち着いてきてから巣材となる稲ワラを部屋に入れたのですが、今年は実験的にやり方を変えてみました。 というのも、ベアマウンテンのクマたちが冬ごもりに入るきっかけとしてワラの投入も大きく影響しているのではないかと考えたからです。 今日はとりあえずヤワラ、イヌオ、ミスミの部屋に稲ワラを入れてみました。 掃除を終えてシュートから部屋にクマを入れましたが、ワラに対する反応はとてもよかったです。 まず、ヤワラは部屋に入ってすぐにワラに気付き、前足で身体の下にワラを入れるようにかき集めました。集めては散らし、集めては散らしを繰り返しながらワラを柔らかくほぐしています。 これから自分が冬を越す為の寝床を整えようと一心にワラをいじる姿を、初めて自分の目で見てじわ〜っと感動してしまいました・・・(*^〜^*) イヌオも同じようにワラいじりをして丸い鳥の巣のような寝床を作り、寝床の中央で丸くなって眠りはじめました。ただしまだ他の個体は起きていますし、私たちも清掃作業を続けていたので周りの音が気になってしまったのか少し眠って起き、またワラいじりをしていました。 ミスミもすぐに気付いてワラをいじりはじめましたが、さほど丁寧にいじらないうちに適当に集めたワラの上で眠ってしまいました。どうやら本格的な冬ごもりはまだ先、と言った様子です。 ↑フラッシュなしで撮影。ヤワラの寝床です。部屋の左奥に巣を作り丸まって寝ています。 ↑顔を手で覆って寝ています。フラッシュまぶしい?!ゴメンなさい! ←今日入れたのは2束のワラ。 ↑ミスミの部屋にワラを入れているところ。「巣、作ってネ」の気持ちをこめてセッティング。 【飼育:伊藤】
5つ植えたどんぐりさんたちですが、今のところ無事に成長しているのは2つだけになってしまいました。 3つとも根はしっかり出ていたのですが、芽が全然出てきません。 どうやら傷がついていたりカビが原因で発芽できないこともあるみたいです。 掘り返して見てみたところ、白いカビ?のようなものが付着していました。。。 残念… しかたがないのでプランターの中には成長している2つだけを残すことにしました。 ↑葉もだいぶ大きくなってきた! 【飼育:伊藤】
クマネタは久しぶりの更新になってしまいすみません… 現在のクマたちはというと、与えるエサの量を徐々に減らしていっています。 野生下でも雪が積もり始めるこの時期は必然的にエサがとれなくなってきます。 また、エサの量を減らすと同時にエサを与えない日(絶食日)とエサを与える日(給餌日)をもうけています。 寒さとエサの量の変化によりだんだんと代謝が落ちてきて冬ごもりに入ります。ちなみに昨日は給餌日で、約4kgのエサを与えましたがどのクマも完食しました。 今日、明日は絶食日になりますが、クマたちは何だか物足りなさそうな様子で、起きている時間も多くまだまだ深い眠りにつく気配はありません。 ←エサを食べ終わってうたたねするヒロタケ さて、部屋を清掃してクマをシュート(廊下)から部屋に入れるのですが絶食日とはいえ、さすがに全く餌がないと部屋の中に入る魅力がないので入ってくれません。 なので部屋の中に少量のペレットを用意しておいて、クマを誘います。 (部屋の扉の構造上、閉めるのに時間がかかってしまうので餌を食べている間に扉を閉めるんです) しかしジョイナーとコウタは難しい性格で、「エサがちょっとしかないからイヤダ!」とでもいうように、なかなか部屋に入ってくれません。 何度も出たり入ったりを繰り返し、困ったことにペレットを両前肢で抱えるように引きずり出してシュートで食べてしまうこともしばしばありました。 う〜ん、困った… ずるがしこい2頭はこんな調子で粘るので、「じらし作戦」で部屋に入ってもらっています。 清掃が終わってペレットを用意するところまでは他のクマと同じようにしますが、すぐに扉を全開するのではなく、30cm程の隙間を開ける程度にとどめておきます。 こうすると、最初は「まだ入らないよ〜」というようにシュートを歩き回っていますが、部屋の中にペレットがちゃんとあることを確認するとだんだんと部屋の方に興味がわき、「中に入りたくなってきたな〜」という素振りを見せます。 ジョイナーとコウタが「入りたい」という意思を持ったところで扉を開けると、ちゃんと中に入ってくれます。 ニンゲンとジョイナー&コウタの駆け引き(?!)はしばらく続きそうです(^^;) ↑ 気難しいコウタさん(笑) ↑ へそまがりジョイナー(笑) 【飼育:伊藤】
小学生でスキー初めてのお子様対象で無料レッスンを行います。 先着50名様と限りはありますが、何にしろ基礎は肝心です! 楽しく雪と遊んでいるうちにスキーが滑れるようになっている♪ なんて、まさに夢のよう☆ ぜひご利用ください。 【キッズ初めてのスキーデー】 ※対象/小学生のスキー初心者の方 12/20(日) 9:00〜 スクールカウンターにて受付スタート 先着:50名様 午前/10:30〜12:30、午後/13:30〜15:30のどちらか半日レッスン ※1クラス5〜6名様程度のグループレッスンとなります 目標:滑り出し→左右のターン→転ばずに停止 (歩き方などから始める初心者レッスンのため、経験者は退屈されると思われます) 以上、サホロリゾートスキー場よりお知らせでした(*^-^)