12月も中旬に入り、ベアマウンテンもすっかり深い雪の中です。
昨年が雪が少なかったせいか、今年はとても雪が多いように感じられます。
実際、雪と冬ごもりには関係があると言われていて、積もった雪の深さによって、ヒグマが掘って餌を探して食べるのと、へたに動き回って探すより大人しく穴に入ってエネルギー消費を抑え春を待つのとがあるといわれていますが、さすがにここまで積もったら「もう大人しくしているかな?」などと考えたりします。
連日の雪で獣舎の屋根には毎朝こんもりと雪が積もっているのですが、この雪の除雪作業が実はとても重要で、ちゃんと除雪していないと獣舎内に居るクマの体温で屋上の雪が溶け、クマ達の寝ている部屋に滴って、冬ごもりの際クマが寝ているワラなどを湿らせて、代謝の下がっているクマの体温を奪いかねないのです。
そこで飼育員は毎日雪が積もると、獣舎作業前に徹底的に雪を落とすのですが、今年はそのペースが早く、屋上から落としていた雪が、もう積もり積もって獣舎屋上まで届いてしまいました(><)
昨年はここまで来たのは、2月くらいだったと思うので、今年はこれがどこまでいってしまうのか、楽しみです(^。^)!
【飼育:重松】