1月も下旬に入り寒さも日増しに厳しくなってきているなか、ベアマウンテンのクマ達は皆おとなしく寝ているのかと思いきや、1頭まだ落着かないクマがいました(>。<)
昨年の秋にベアマウンテンに新しく仲間入りした「モコ」です。
モコは冬ごもり初体験のクマで、冬ごもりのための絶食でもう1ヶ月なにも食べていないため、体調管理にもとても注意が必要な状況です。
今朝も屋上にある換気口の蓋を前肢で開けて、こちらにアピールをいてきていました。これは、春先の冬ごもりから覚醒し始めたクマたちが、「おきたぞー!」とアピールするのによくやることなんですが、冬真っ盛りのこの時期にこのアピールをしてくるのは、困ったもので非常に心配です。
余談ですが・・・
冬ごもり中のクマは、秋に沢山の栄養を体にたくわえているため、おとなしくしていれば春までなにも食べなくても生きていられるのですが、生命を維持するために水分はかかせません。
ベアマウンテンでは冬ごもり中のクマたちに氷を与えることです水分の確保をしているのですが、その水分確保用の氷を作るのも大切な作業です。
ここ最近の冷え込みのおかげでどんどん氷ができており、北海道の冬の自然に感謝しつつ、日々寒さとの闘いは続きます・・・。
【飼育・重松】