昨年は4頭が冬ごもりをしましたが、今年は全頭のクマが冬ごもりをしています。基本的には稲ワラの上で丸くなって眠っていますが、ずっと眠りっぱなしではなく、たまに起きてはワラを整えたりしています。
親子であるヒロタケとコウタは巣の作り方がとても似ていて、ワラを細かく噛み砕き巣を作っています。この2頭は巣を厚く作ったり、薄く作ったりと形がよく変わるのも特徴です。
それに比べて他のクマたちは、ワラを噛んで柔らかくして巣を作っています。
昨年、冬ごもりを経験したヒロタケ、コウジ、クマエモン、ミスミは非常に巣を上手に作り、まさに”鳥の巣”状態です。冬ごもり初体験のクマたちも思い思いにワラをいじり、やたらと大きな巣だったり、薄かったりとさまざまです。
個体によって性格が違うように、巣の作り方も違うんです。面白いですね。
▼ぐっすり眠れれば多少散らかっていてもお構いなしさっ
▼まあるくキレイに!平らにすると眠りやすいのです。