クマたちが追いかけてくれるかなと期待して池に放していたニジマスですが・・・

やはり池が深いためか上手なヒロタケ・ジョイナーの力をもってしても捕まえるのはごくまれでした。

そこで最終日にむけて「池の水位さげよう作戦」を決行しました。

池のドロを取り除き、バルブを開いてキレイな水が常に流れるようにします。

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DSC02630_640.jpg こうなりました

最初に水の少ない池を見たクマの反応がとってもおもしろかった!水がないのを確かめるように前足でチョンチョン・・・いつもと違うな〜という様子でした。

浅くした効果はテキメンで、クマが池から離れず強く執着しています。

特に特徴的だったのは、

・ヒロタケ→ちゃんと狙って獲る派(しかも慣れて要領がいい)

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・ジョイナー→ひたすら岩の下をさぐる派(写真のデッカイお尻がジョイナーさん)

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・クマエモン→あてずっぽう、力まかせ(普段は堂々としているのに逃がして慌てていた)

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今まで魚にあまり興味の無かったクマも、探す行動を見せてくれたのが大きな成果でした。

魚とりもこぐまの頃に母クマから教わることの1つですが、自らの経験から学習してどんどん上手になっていきます。他のクマの行動を観察し真似して覚えることもあるんですよ!

普段はのんびり動くイメージが強いせいか、クマが俊敏な動きを見せると「おおっ」と驚かれる方が多かったですね。クマたちもお腹いっぱい食べる事ができ、冬ごもりの糧となったことでしょう。

今シーズンの営業は終了しましたがブログでは引き続きクマたちの近況をお知らせしていこうと思います。たくさんのご来場ほんとうにありがとうございました。

ひとくぎりついてほっとしている私たちです。あとはクマたちが眠れますように・・・(^^)

【飼育係:伊藤】