氷点下10℃の寒空の下、お祈りをしています。
・・・というのは冗談で、ヒグマたちの寝息を計測しています。
獣舎の屋根の上に換気口があり、
ここから冬ごもり中のヒグマの寝息を確認します。
代謝を抑えるため、呼吸数も減少。
1分間に2?3回ほどしか呼吸をしません。
T時に見える管の片方を手で抑え、もう片方を耳に当てて確認。
晴れの日も、吹雪の日も、欠かせない大切な作業です。
飼育下において集団で冬ごもりをしているのは、
世界的に見てもここベア・マウンテンだけ。
今年で8回目の冬を迎えています。